ビズパワーズ柳瀬智雄のコラム社員が社長に意見しない会社は危険です

2016年03月23日

中小企業に限らず、大手企業においても、社長や部門長などのリーダーに対して部下が意見や反論しなくなると危険です。誰でも意見されたり、反論されるのは嫌なもの。自分に強い自信を持つリーダーは特にその傾向があるように思います。

もちろん自身の才能によってビジネスを成功させた方の考えや判断は優れたものかも知れません。でもそんなリーダーも万能ではないはず。あらゆる状況において最善の判断ができるわけではないのです。そのときに大切なのが組織の力です。いろんな経験やスキルを持った人材が周りにいて、自由闊達に意見を出し合う風土があれば、リーダー個人の限界を超えた経営が可能になります。

「我が社の社員はまじめで私の指示に黙って従います。」こういう会社は危険です。リーダーの主張があまりにも強すぎて、社員が意見を言えなくなっているのではないでしょうか。

あなたが欲しいのは、「指示に忠実に従う社員」ですか?それとも、あなたの夢を実現するために勇気を絞って、「苦言を言ってくれる社員」でしょうか。

苦言を言われたとき、感情に流されず、冷静に対応することが大切です。ぐっと一呼吸、言いたいことを我慢してみてください。きっとよりよい言葉が見つかるはずです。

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