4月3日の日経新聞の記事に「プラチナ企業」に関する記事が掲載されました。

働きやすさを追求する「ホワイト企業」が必ずしも業績が良くなるわけではないという記事です。

もちろん過度に成果を追求し、労働時間が長くストレスフルな「ブラック企業」には問題がありますが、働きやすさと仕事のやりがいの両立を図る「プラチナ企業」を目指すべきだという論調でした。

私は、これに大いに賛成します。

働きやすさは大切ですが、仕事にはやりがいも大切です。どんなに働きやすくても、やりがいを感じない仕事はおもしろくなく継続するのは苦痛です。

企業としても、成果を実現できなければ国際競争には勝つことができません。やはり成果を求めて、やりがいを持って働くことが大切です。

私はこの10年以上研修等でやりがいの大切さを一貫して伝えてきました。一時期「やりがい搾取」という言葉がはやった頃は、やりがいを追求することが悪いことのように思われた時期もあり、くやしい思いをしていました。

今回、日経新聞が「プラチナ企業」という表現で、「やりがい」を肯定的にとらえることによって、世間の風潮が変わり、日本の企業に以前の活力がよみがえることを期待しています。

働きやすくてやりがいを感じられる「プラチナ企業」をみなさん目指していきませんか。

そのための組織開発のお手伝いを今後も続けてまいりたいと思います。