ビズパワーズ柳瀬智雄のコラム
とてもうれしかったこと
2017年06月05日
先月、ある組織でモチベーションアップ研修を行いました。
対象者は人事評価が低い方々で、評価を上げなければ職を失う可能性もあるという、極めて厳しい状況に置かれた方々です。私の研修はスキルアップのための数日間の研修プログラムの導入研修として実施されました。対象者約80名を4日に分けて開催しましたが、受講者の参加意欲は総じて非常に低く、講師としてはたいへん難しい研修のスタートとなりました。
全身全霊を尽くし、熱意を込めてお話をさせていただいた結果、最後には前向きな眼差しと大きな拍手をいただくことができました。
それは、3日目の研修終了時のことです。
研修が終わり、パソコンを片付けている私の所に、受講されていた年配の女性が来られました。正直、研修開始前にこの方が会場に入って来られたときの状態を見て、「この方は大丈夫だろうか」と心配した方です。年齢もおそらく60歳に近く、とても暗い表情をされていました。その方が、研修終了後に近づいてきて、私の目を見てこうおっしゃいました。
「まだ間に合うでしょうか?」
彼女の目は真剣そのものでした。
「もちろんです!」
私は即座に答えました。今日話したことは決して仕事に限ったことではないとお伝えしました。人生は長く、何かを始めるのに遅すぎることはないと。
彼女の表情とその問い掛けに強い意志を感じ、彼女から勇気づけられた気がしました。私自身がこの研修を通して、この仕事に大きなやり甲斐を感じさせていただきました。
忙しさのため、しばらくコラムを書くことができませんでしたが、うれしかったこの体験を忘れないために書かせていただきました。
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