実績・事例紹介日本リカー株式会社様(組織活性化・システム思考ワークショップ)

2021年7月14日、日本リカー株式会社の全社員参加による「組織活性化ワークショップ」の第2回がオンライン(Zoom)にて開催されました。当日は全国の拠点から約60名が参加されました。

ワークショップの前半では、前回4月に立ち上げた部門別のプロジェクトの中間発表を行い、各プロジェクトの効果的な取組みや課題を共有しました。

ワークショップの後半では、「システム思考」に関する講義とZoomのブレイクアウトルームを活用したグループワークを行い、今回の取組みの目標達成のために、「システム思考」をどのように活用するかを考え、話し合っていただきました。

<参加者様のご感想>

  • 前回のワークショップ~活動を経て、今回のワークショップとなりましたが、視座を高く広く持った目的を明確にさせることの大事さを感じました。目的が曖昧だと、どうしても細かく近い問題にとらわれて、本質的な解決につながらないと感じました。自身として、社内だけでなく、広く社外(グループ会社)への発信を強化して、社内外の透明性を高めて、日本リカーの目指す「NLの素晴らしいワインで、お客様に感動と自分らしい時間を刻んでいただく」ことを実現していきたいと思います。(50代男性)
  • 今回の研修で、最も印象に残ったのは、「システム思考」の中での、自らの変化を強化していく「自己強化型フィードバック・ループ」の考え方です。今までの自身の経験から、なんとなくは感じていたことでしたが、このように理論立てての説明を受けると、より今まで感じていたことに自信がもてました。特に、今 名古屋のチームで取り組んでいます「みんなのNLプロジェクト TEAM NAGOYA!」でのトランスペアレンシーの強化(風通しのいいチームを作る)= 関係性の強化が、ポジティブな思考を生み、前向きな行動となって表れ、良い結果(顧客との関係の良化・売上と利益の向上・自身の自信)をもたらし、それがまたチーム内での関係性の良化になるという、どんどん良くなる好循環のループのきっかけにもなっていると思うと、とてもモチベーションが上がりました。このプロジェクトの取り組みでのレバレッジ・ポイント(私の中では、体のツボを押して血液と気の流れを良くしていくイメージですが )を探って、好循環のループが回っていくようにしていきたいです。これからも、ツボを押しまくりたいと思います。(担当課長)
  • 他グループの良い所を参考にして、すぐ自グループでの実践に繋げているグループがあり、積極的に取り組んでいる印象を受けた。自分自身は、もう少し積極的にグループにかかわっていかなければ、誰かが声をかけてくれるだろう、社歴が浅く発言をしにくい・・・等どこか他人事として捉えてしまっている部分があったので、その点を改善していかなければならないと感じました。他グループへ、きちんと反応をする事!も心掛けていきたいです。
  • 部門をこえたこのような研修は、自分のなかに知らずにできていた「枠」に気づく機会であり、コミュニケーションは1wayではなく、2wayを繰り返すことにより質が高まることの気づきを得る機会ともなった。システム思考を用いることで、遠回りせず小さな努力で持続できる効果ある仕組みをつくることがこの研修の目的という言葉で、今後具体的に自分達がどのように行動するのかがKEYポイントとなると感じた。具体的には、情報を集める意味でも人の話をよく聞くこと。チーム、他部署すべての人にリスペクトと共感が大切、質の高いコミュニケーションを継続することは、最終的には課題や目標達成にむけての取組みを全社員で議論できる風土を構築することにつながると考える。それぞれの役割は違うけれど、日本リカーという会社の達成すべきゴールにむかっていくには仲間意識が大切だとも感じた。(課長)
  • 印象に残ったのは「コミュニケーションを増やしましょう」「透明性を高めましょう」と言ったところで決してそうはならないという言葉です。誰しも納得できる正論であっても、簡単にできないとつくづく思います。 システム思考を活用し、レバレッジ・ポイントにくさびを打ち込むこと。簡単ではありませんが、試行錯誤を続けます。「コミュニケーションのスパンを短く」「意識して盛り上げる」努力を続け、NLがもっとよりよい会社になれるよう努力します。(担当課長)

最新の実績

お気軽にお問い合わせ・ご相談ください

06-6948-8855

受付時間 9:30~17:00 祝日を除く月~金