実績・事例紹介株式会社徳島大正銀行様(意識変革研修)

2025年1月18日、株式会社徳島大正銀行様の管理職20名を対象とする「リーダーシップ・マインドセット研修」が開催され、当社代表取締役の柳瀬智雄が講師を担当しました。急速に変化するビジネス環境の中で、金融機関にも従来発想にとらわれない柔軟なマインドセットが求められています。今回は、対象者を主に本社部門で活躍する若手管理職に絞り、「リーダーシップ」「変革(イノベーション)」「マインドセット」「発想法」をテーマに研修を行いました。豊富なグループワークを通じて、業界や自行について考え対話することで、自分自身の今後のあり方(考え方と行動)について、深く考える時間を共有いただきました。

<参加者様のご感想>

  • 「自分が今何をしたいのか」考えてみる機会になったことが一番の収穫でした。変化に対応することの重要性について、頭では理解できていると思います。ただし、常にその考えを持って(意識して)行動できているか、業務遂行できているかといえばそうでもないと感じることから、やはり今回の研修のように組織として、その重要性を定期的に認識させる機会が必要であると感じました。規制緩和が進んでいるものの、銀行はまだまだ「変革意識」が弱い業界です。あらゆる面において、同業他社の動向を様子見しているだけでは出遅れる可能性もあることから、異業種も含めたアンテナを高く張り、情報収集を行っていきたいと思います。今後、当行の中核を担うべき世代の一員として、加速する世の中の変化に対応できるよう、相応に自己啓発していくこと、今まで以上に仕事の目的や意義を深く考えるように努めます。(40代男性)
  • まず、企業経営において現状維持は後退であることを改めて認識した。現在、当行はDXへの取り組み等を進めており、今までに無く目まぐるしく変化をしようとしている。その中で、業務に対して受け身ではなく、自ら成長・変革する努力を続けていかなくてはならないと強く意識した。業務への取組姿勢についても、やらされているという考え方より、その業務を行う理由や意義を理解・納得した上で取組みを行うようにする。また、部下職員等へ対しても、依頼する業務に対して、丁寧な説明を行い、理由や意義を理解してもらうよう心掛ける。また、発想力を養うに当たっては、いままでの自分の考え方だけでなく、ゼロベースで考えることも必要であることなども学んだ。同じグループのメンバーから、上司としての役割を演じるという意見があり、心に残った。今回の研修において、改めて、業務への取組み姿勢であったり、成長する努力を続けていき、部下職員への模範となるように心掛けるよう強く意識でき、有意義だった。(40代男性)
  • 自己変革・業務変革については、日頃からある程度意識して取り組んでいるが、改めて一日しっかりと自身と向き合い、考え抜く機会となったため、有意義な機会であった。また、自身との対話だけでなく、他者との対話も行うことで、新たな気付きも生まれた。今後は管理職として、勇気をもって主体的にチーム・組織を動かす人間となることを目標に、今回具体的に行動すると決めた宣言事項を励行し、自分を起点に変革を実現していきたい。貴重な研修に参加させていただき、ありがとうございました。(40代男性)
  • 企業として、個人として常に変化が必要であることは熟知していた。現状維持=後退であることも頭には常にあった。しかし、他企業における具体的な変革の事例まで掘り下げたことがなく、事例研究として非常に興味深く実のあるものとなった。但し、企業としての強みや土台のはっきりしないままに、変革だけを前面に押し出したとして、それは自分たちが働きやすいように環境を変えただけ、所謂小手先だけの施策に留まり、企業が前向きに変わるきっかけとはなり得ないであろう。そういった意味で、変革とは何か、自社の仕事・意義は何か、人材は・課題はどうか、本部の類似した職位同士、グループワークの中で考えることは、非常に有意義なものとなった。それも、本来職員への動機づけを率先して考えるべきであって、もしかしたら頭から変革が遠のいていたかもしれない本部人員で意識付けをすることに意義を感じた。本部の業務はサポート的な意味合いが強く、ともすれば日陰のまま埋もれることにもなりかねないのが定石である。しかしそこで停滞せず、失敗も恐れず、本部が「変革」を、または「変革を考えること」を、謙虚に発信し続けていくことが重要であると思う。(40代男性)
  • 考え方ひとつで、発想や行動が変化する可能性があることが分かった。これは、本部での業務は勿論のこと、営業店で仕事を行う場合でも極めて重要なことであると考える。営業店で複数の部下職員が存在する場合は、上司の考え方や行動が大きく影響を与えると考えるからである。その中で、上司が論理的思考に囚われない、大きな視座で物事を考えることで、部下の考え方も変化すると思料する。また、何事にもポジティブに考える必要があると強く感じた。年齢に比例して、現実的・物理的に出来ないことは判断してしまい、チャレンジすることも少なくなってきたが、常にポジティブに考えることで、個人的にも組織的にも前向きな行動が出来ると考える。その為にも、自身のポジションや立場を十分理解して、変革を実現するためのリーダーシップを発揮していきたいと決意した。(40代男性)

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