2023年11月17日、みずほフィナンシャルグループ様の組織開発ワークショップを開催しました。当日は、みずほ銀行様の４部店から41名が参加されました。当社は2022年度下期からみずほフィナンシャルグループ様の組織開発への取組みに参画し、今回が3期目となります。各部店の約半年間の組織開発への取り組みを4回のワークショップを軸に伴走支援させていただきます。今期は参加部店が拡大し、8部店をA日程とB日程の2つの日程に分けて開催し、今回はB日程の初回となります。今回のワークショップはこの取組みのキックオフ的な位置づけです。当社の組織活性化ワークショップ「ビタミンデイズ」を応用したオープンでポジティブな場において組織開発に向けた想いを対話し、目指す職場の具体的なビジョンを共有いただきました。当社が担当する部店は、主に数百人規模の大規模部店が多く、各部店の組織開発推進メンバーがワークショップに参加し、自部店で具体的な活動を行う形をとっています。このため職場全員に直接働きかけることができない困難な状況ですが、主管であるみずほフィナンシャルグループ組織開発チームのみなさまのきめ細やかな準備やフォローにより、実効性の高い取組みになっていると感じています。

＜参加者様のご感想＞

• DAY1へ参加させていただき、自分が今行っている業務への新たな見方や価値、考え方、それに伴う所属部署の意義などを見出すきっかけとなりました。通常、事務を行う部署のため、日々出社して業務を遂行する中では"来た仕事の事務処理をこなしていく"という感じ方が強くなりがちで、「やらされている感」が出てしまうこともあり、結果的に課やチーム、部全体のベクトルの方向もバラバラになるという悪循環が生まれてしまっていると思います。しかし今回、まずは推進メンバーと部長席で、これまでにないほどに自分たちの目の前の業務一つひとつの価値やあり方について掘り下げ、またそれを年次の近い人同士だけでなく、部長席ともしっかりと対話を繰り返したことにより、それぞれの思いや過去の振り返り、目指したいところの共有を図ることができました。人数の多い部署のため、いきなり大きな変化をもたらすことは難しくとも、今回のようなワークショップや対話の時間を部内で持ってみるなど、いろいろな働きかけはできるのではないかと思いました。引き続きのワークショップも楽しみにしつつ、推進メンバー以外を取り込んでいくことにも尽力できればと思います。（20代女性）
• 意識の変化に繋がる機会になりました。外為事務に従事しているのですが、これまでは手元の書類を正しく時間通りに処理する事ばかりに重点を置いて過ごしてきました。そうできなければお客様にご迷惑をおかけするので、必ず頑張らなくては、守らなくてはと、リスク回避と義務的な感情のもとに過ごしてきました。しかし、ワークショップを通して、自分が行っている事が物資や資金の円滑な循環に繋がり、暮らしの安心になるのだと、あらためて気付く事が出来たのです。目の前の書類・お客様だけでなく、様々な形で世界の人々に、ささやかながらも役立っていると気付きました。自分のやっていることに、意味と自信を感じられるようになりました。同じ仕事でも、気持ちの持ち方で楽しくもつまらなくもなりえると思います。今回の気付きを大切に、楽しみながら業務に取り組みたいです。（40代女性）
• 今回のワークショップに参加して「組織開発」なるものの概念について理解を深めることが出来た。突き詰めれば最高の組織(職場)を作るための取組みなのかなと思いましたが、一番心に残ったのは、柳瀬講師がこの取組みは仲良し倶楽部を作るのが目的ではなく、民間営利企業として利益につなげることが目的ですと言われた点です。こういう取組みでは往々にして、チームワークや助け合いが強調されがちで、利益という観点は正直まだまだ希薄かと。最後に各グループから今後の取組みテーマを３つ発表しましたが、それぞれが持ち場持ち場で如何にして利益を生み出すかを念頭に取り組んでいくことが大事なポイントと思いました。（50代男性）
• 同じ部内でありながらチームが違えば顔も名前も知らない方々と、自分たちの部をどうしていきたいかを悩み、会話を通して組織を良くしていきたいと思う気持ちは同じであると共有できました。また、部長陣の思いを間近に聞けたメンバー達も良い機会だったと思います。これからが本番ですので、『一体感のある風通しの良い職場』となるよう当事者として課題・目標・計画を立てていき、自分たちの部を自分たちの手で変えていきます。（40代女性）
• 本日は、ワークショップへ参加させて頂き、ありがとうございました。「風通しの良い職場の重要性」「心理的安全性の重要性」について、理解することができました。ただ、それを全員が（多くの人が）納得できるように、実現する・体現するのは、非常に難しいなとも感じました。人間というものは、好き嫌いがあり、感じ方も違い、基本的には、自分中心に考える、自分が不利にならないように考えるところもあり、多くの人がバランス感覚をもって、理解してもらって、行動してもらう、自分自身も同様に行動しなければならないなと思いました。組織が、成果を実現し、持続的成長する組織にするためには、我慢強く取り組まなければならない大切なことなので、すぐに成功体験をしたり、成果が表面化したりすることは無いかもしれませんが、継続して取り組み、全員が（多くの人が）『最高の職場』と感じられるように変えていきたいと思います。引続きサポートを宜しくお願い致します。（40代男性）