実績・事例紹介TOA労働組合様(組織力強化・リーダーシップ研修)

2021年11月6日、TOA労働組合様の本部地区執行委員と地区執行委員を対象に「組織力強化・リーダーシップ研修」が開催され、当社代表の柳瀬智雄が講師を担当しました。全4回のワークショップで構成された組織力強化の取組みの最終回となる今回は16名が参加されました。同組合の課題に対して取り組んできた「プロジェクトチーム活動」の成果発表を行った後に、リーダーシップに関する講義とグループワークを行いました。全4回の最終回となる今回は、これまでの学びと気づきを踏まえ、組合リーダーとしての決意を新たにする機会となりました。

<参加者様のご感想>

  • 最終的に、組合としての意思決定は大なり小なり、個々の単位内のコミュニケーションによって行わなければ成り立たないという認識が、全員で共有できたのは良かったと思います。組合は人を動かすための動機付けが弱く、命令ができないと思い込んでいましたが、組合が提供できること、価値を真剣に考えることで解決できるかもしれないという希望が見えました。ただ、そのためには執行部も組合員も意識改革が必要であることもわかりました。また、自分の持つリーダー像が命令主体であり、サーバントリーダーという存在は認識していませんでした。各種タイプのリーダースキルとあわせて修得していきたいと考えています。(40代男性)
  • 講義を受けて多くのアプローチ方法を学ぶことができました。また、一番に印象に残っている言葉としては、「組合への興味関心を上げるには、まず自分たちが楽しむべき。」です。私自身、元々どうやって組合活動に興味を持ってもらえるのかと考えていましたが、そもそも自分が楽しめているのか、お勧めできるような組合なのかを問われた時に完全にその意識が抜けていたと感じました。何事にも少し目線を変えたり、楽しんだりすることを忘れずに活動していきたいと思います。(30代男性)
  • 最後の集大成となる研修にふさわしく、これまで悩んだり皆で考え話し合いロジカルに積み上げてきたことを、自分の言葉に落とし込み、宣言文にすることができました。宣言文にすることで、はっきりと意思と目標が定まりました。 今後の組合活動においては、定期的に研修を振り返り、自分を見つめ直せるようにしたいと思います。
  • 今回のメインテーマである「リーダーシップ」は、生来苦手意識を持っており、集団や団体の代表になるようなことは今まで避け続けてきた人生でした。しかし、本来のリーダーシップとは、私が思い込んでいた、カリスマ性や人を惹きつける言動等を用いて「自分の意のままに人を動かす」ことではなく、人に影響を与える自分の行動そのものであると学んだことは、大きな収穫でした。これは思い返してみると、過去に様々な場面で、意識することなく実践していることであると気づきました。今後も今回学んだ事項を改めて認識し、的確にリーダーシップを発揮しようと思います。(50代男性)
  • 今回のセミナーでリーダーの分類を学び、時と場合に応じて使い分ける必要があると実感できた。リーダースタイルを振り返ることで自分に不足している部分が良く分かり、今後の組合活動や仕事でより良いリーダーになれるよう、取り組んでいきたいと思った。他人に主体性をもって行動してもらうためには内発的動機付けが重要である。以前から理解していたつもりではあったが、改めて今後も気を付けていきたい。また、傾聴技法についてとても興味を惹かれた。最近仕事に追われることが多く、人とじっくりと向き合って傾聴する機会があまりとれなかったため、今後は注意していきたい。(30代男性)

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