実績・事例紹介TOA労働組合様(組織力強化・システム思考ワークショップ)

2021年7月31日、TOA労働組合様の本部地区執行委員と地区執行委員、次期執行委員候補者を対象に「組織力強化・システム思考ワークショップ」をオンライン(Zoom)で開催しました。全4回のワークショップで構成された組織力強化の取組みの2回目となる今回は18名が参加され、当社の「システム思考研修」を応用した本質的課題策定ワークショップを行いました。「システム思考」とは課題を構成する要素や構造に着目し本質的な課題解決を目指す思考法です。当日は、講義とワークを通じて「システム思考」を理解いただいた上で、プロジェクトチームに分かれ、同組合が目指す「ありたい姿」を実現するための本質的課題の策定を行っていただきました。

<参加者様のご感想>

  • 今回のメインテーマである「システム思考」に対しては意識を持ってはいたため、非常に興味を持って取り組むことができた。普段の仕事に対しても活用できる考え方であり、組合執行部だけではなく、組合員全体・ひいては管理者に対しても必要な考え方かと思う。希望者に対してはセミナーを開催する価値のあるセミナーであったと思う。グループワークについても、活発な意見がでて有意義であった。今回はZoomでの実施のためスムーズに進行されるのかが不安であったが、ストレスなく進行ができたことにも驚いた。Zoomの小技などのレクチャーもあり、セミナーを最初から最後まで楽しめた。(地区ブロック担当)
  • 組織運営における対人関係のとらえ方や、客観的で合理的な思考力を養うための実践的な方法を、事例に基づいた深い洞察と共に学ぶことができ、大変意義深いセミナーでした。「システム思考」は、私の個人的な経験から、日常的に実践を心掛けていたことですが、その思考方法が具体的に可視化(図示化)されたことで、改めて論理的に理解できました。また一方で、システム思考の重要性は理解しつつも、人間であるが故の感情的思考を完全に排することは難しく、双方の折り合いの付け方が課題であると感じています。(地区ブロック担当 50代)
  • システム思考について分かっていたつもりではあったが、改めて重要性に気づかされた。日常仕事の中では行えていると思っているが、対象を人が絡んだ事象・問題としたことがなかったため今回良い刺激を受けることができた。また、「答えを近くに探さない」という言葉が染みた。組合活動に限った話ではないが、自らを振り返ってみると簡単に答えを出そうとし過ぎていたと思う。今後は問題の本質を見極めたうえで問題解決にあたっていきたい。また以降は実際にプロジェクトに分かれての活動となると思うが、今回のセミナーの内容を忘れず計画検討、実行を進めていきたいと思う。(本部30代男性)
  • システム思考の考え方が大変勉強になりました。組合活動だけでの知識にとどまらず、仕事やそのほかの考える機会にも生かすことができる内容であると実感でき、非常に有意義な時間になったと感じました。同時に組合活動での本質的課題の模索など、実際に当てはめて思考していくことの難しさも非常に感じました。繰り返し実践することでの慣れも、1つ重要な事かと考えましたので、今後のセミナーを通して思考しながら自分の糧とできるように取り組んでいきたいと考えました。
  • システム思考という考え方は組合活動だけではなく日々の業務にも役立てることが出来そうで非常に参考になった。原因や課題を見出すとき、つい個人に意識が向いてしまうことが多いが、システム・構造的な要因が問題であるという風に、一歩引いて考えることは気を付けていきたい。切り分けた内容としての、意識・無意識の前提というのも、気にしなければその構造があることに気が付かない点ではあるので、何か新しいことや課題を見つけるときにはあえて意識をして考えるようにしたい。また効果的なポイントを考えて働きかけないといけないというのも新鮮だった。つい総当たりや1から10まで解決策をやらないといけないという考えに陥りがちなので、効率的に効果を出せるポイントを考えて策を考えるのも大切にしたい。(本部)

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