実績・事例紹介全国スバル販売労働組合北海道スバル支部様(組織活性化研修)

2022年10月18日、全国スバル販売労働組合北海道スバル支部様の「モチベーションアップワークショップ」が開催され、当社代表の柳瀬智雄が講師とファシリテーターを担当しました。当日は、「労働組合が生み出す価値」をテーマに、組織開発手法として高く評価されている「アプリシエイティブ・インクワイアリー」と「ダイアローグ」を応用したワークショップを行いました。参加された方々には多くの気づきを得ていただく、オープンでポジティブな時間を共有いただくことができました。

<参加者様のご感想>

  • 今回の研修では、自分なりの考えを発言する時間、ほかの人の考えも聞く時間(否定しない、受け入れる)というのがあり様々なことに気づくことができました。そもそも「組合とはなにか」といった根本的な部分から、自分たちが最終的に目指しているゴールはどのようなことなのか。というところまで明確になったと思います。また、自分たちが不安に思っていること、問題点だと思う部分に関しても全員で共有し、今後解決するためにどうしていくかという話もできました。これは今後の活動に必ず活かされるものだと思っております。今回、研修に参加した執行部全員は意識が変わったと感じています。今度は、その温度感や熱量を支部委員(店舗委員)に伝えることが絶対に必要になりますし、自分たちが今1番やならなきゃいけないことです。具体的には、支部委員会議の会議方法の変更も必要ではないかと考えています。今は、執行部からの報告事項がメインになっているので、今後はもっと支部委員の方の意見が聞けるような会議にしていきたいです。それが組織力向上にも繋がり組織力強化になります。時間はかかると思いますが、より良い組織になるように全員で同じベクトルを向き、活動していきたいと思います。(20代男性、三役)
  • 今回の研修では漠然とした感覚的なところを言葉に出来た点がとても良かったです。組合の執行委員として研修や会議に参加をすることが増えてきて、自分が参加していることの意味はなんなのか?組合から組合員の方々へ何をすることが意味のあることなのか?と少しずつ増えていた疑問がありました。その答えが【組合にしか出来ない価値を提供する】ということだと思いました。儲けることに繋がらない研修などで組合員の成長の支援が出来ることはすごく価値のあることだと今回の研修を通して自分自身体感できたことだったので、今後の活動に活かしたいです。これから研修等を開催する際にどのようにしたら組合員の方々に楽しさ・喜びのある内発的動機づけが出来るようになるかを考えていくことが難しい点だと思います。インタビュー形式やダイアローグを行うことは、1対1で自分の気持ちと相手の気持ちを深掘りし、相手の意見を多く受け止めることが出来ました。色々な考え方が持つ人がいてその人の経験や価値観の違いはより良いアイデアに繋がると感じました。納得感を参加者全員が感じることは共感して進むことが出来るようになるので、その先に喜びや楽しさを必ず見出すことが可能になるのでは、と考えました。今回の研修は執行部という普段繋がりの深い間柄のメンバーで行いましたが、普段関わりのない人達と形式は同じで質問の内容などを変えて実施してみたいと思いました。今まで自分の知識量を増やす研修や会議に出席をして多くの人と交流をしてきて自分の世界が広がった感覚があるので、今後は自分の中に溜めるだけではなく伝えていくことで組合員・会社へ提供できる価値を高めていきたいです。(30代女性、執行委員)
  • 一日があっという間の研修でした。内発的な動機付けがいかに大事か?それによって組織が活性化することで強いチームが生まれる。このマインドを理解して協力してくれるメンバーをいかにして増やしていけるかが今後の課題だと感じています。各店舗にいる支部委員のマインドセットも必要だが、その前に我々執行部自身がそのマインドを確たるものにする必要があります。環境変化が激しいこの時代だからこそ、組合に寄せられる期待は大きなものになっていると感じます。そこにしっかりと応えていくためにも、今回の研修で学んだことは非常に有意義なものでした。(40代男性、三役)
  • モチベーションアップを題材としたワークショップということで当日までは『どのような内容になるのか?...モチベーションアップ="頑張りと気構え"』という単純な心理的要素としてのご説明に留まるのか否か、少々半信半疑であったのが正直なところでした。実際には"働くことの本質"といった基本の"き"の字からスタートし『初心を忘れていたな』という気付きから上記の不安な気持ちは一気に払拭されワークショップに集中できていたのが記憶にまだ新しいです。組合活動とはそもそも誰のために何のために行うものなのか?講師の柳瀬様が組合出身ということもあってか、より説得力があるとてもボリューミーな内容であったと記憶しております。一番記憶にあるのは【ダイアローグ⇔ディスカッションの明確な違い】についてです。我々は今までは、ディスカッションを中心に何かしらの答えや結果にたどり着くことを意識しすぎたまとまりのない時間を過ごすことがほとんどでした。ダイアローグからディスカッションに繋げるプロセスはとても理にかなった方法であると心底感じた出来事でした。これは組合活動のみだけに留まらず日常生活や業務にも応用できるものだと感じました。ワークショップの1日があっという間の出来事でした。(30代男性、執行委員)
  • 非常に価値のある時間でした。日頃から与えられた目標に対して仕事をこなし、その対価に給与をもらっているつもりでしたが、それ以上に自らの価値を会社に対してどういった貢献で伝えられるのかを考えるようになりました。また組合としても、組合員に対してどのような価値が提供できるのか、どのような活動がそれを生み出せるのかは、今後の様々な活動においても基盤にしていかなくてはならない考えだと感じています。そのための会議等においては、今回学ばせていただいた「ダイアローグ」というコミュニケーション方法が大切なキーになりそうです。普段の会議でよくある「なんとなくの方向性は既に共通認識が存在し、それに対しての肉付けを行う」というものは、新しいことを思いついても、無理だろうなという無意識下の心のブレーキによるものだと思うので、まずは否定のない対話を重ねて、各々の考えがしっかりと発言される場を作りたいです。(20代男性、執行委員)

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