実績・事例紹介みずほフィナンシャルグループ様(組織開発ワークショップ・コミュニケーション研修)

2023年9月15日、みずほフィナンシャルグループ様の今期4回目の組織開発ワークショップを東京にて開催しました。当日は、みずほ銀行様の4部店から83名が参加されました。当社は2022年度下期からみずほフィナンシャルグループ様の組織開発への取組みに参画し、今回が2期目となります。各部店の約半年間の組織開発への取り組みを4回のワークショップを軸に伴走支援させていただいています。今回のワークショップは第4回、今期の最終回です。ワークショップの前半では、組織開発において極めて重要な「コミュニケーション」として、特に傾聴について学び、その重要性と効果を実体験いただきました。後半では各部店よりここまでの取組み成果を発表いただき、グループでのダイアローグ(対話)を行った上で、各部店ごとに今後の取組みについて話し合っていただきました。 2023年度上期の全4回のワークショップによる伴走支援は一旦終了となりましたが、ここからが本番であり、各部店の目指す組織ビジョンの実現に向けた活動があらためてスタートする日となりました。

<参加者様のご感想>

  • 柳瀬先生の講義開始と同時に、すぐに引き込まれました。講義とグループワークを交互に取り組んだので、日常業務で使っている頭とは違う部分を使っている感覚がありました。とても疲れましたが、満足感を得ることが出来ました。講義の内容も、もしかしたら「当たり前」のことなのかもしれないけれど、言葉と資料に落とし込んでいただいた結果、腹落ちした、という感覚がありました。無意識にやっていた部分を自分で認めることが出来たり、出来ていなかったことを認識することが出来たり、と発見がたくさんありました。時間もあっという間に過ぎていました。このプログラムを通じて、私自身、意識は大きく変わりました。今までは、リーダーとして組織を引っ張って、現状よりも良い状態を作らなくてはいけない!とだけ考えていて、具体的な対策を決めて、それを進めていけば良いと思っていました。だけど、大事なことは、私が「本質的な課題」をシステム的に見出し、それをみんなと共有し、課題解決に向けて動く、そしてみんなを巻き込んでいくことなのだと気づかされました。時間はかかるかもしれないけれど、みんなの意見や気持ちを「傾聴」して、一緒に行動を起こしていく、それに周りを巻き込んでいく、それで良いと考えることが出来るようになったので、少しだけ私の気持ちも楽になりました。気持ちの余裕があると、私の仕事もはかどります。まずは、私自身の好循環を作り出そうと思っています。今回こちらのワークショップに参加することが出来て、本当に良かったです。ここで学んだことは、これからの私自身のスキルに活かしていこうと思います。そして、こんな楽しい先生の研修を受けたんだよ、ということも、周囲のメンバーに広めていこうと思います。(50代女性)
  • 3か月間ありがとうございました。部として自分たちの課題に向き合い、言葉にし、解決の方法を考える...始めのうちはそんなことできるのだろうか?と半信半疑でしたが、取り組みを重ねる中でメンバーが自発的に発言し、チームの枠を超え、時には職位・職階も関係なく意見を交換できたことは貴重な機会でしたし、様々な人の意見を聞き取込むことで、思っていた以上のことが形になったと思っています。また、毎回のワークショップの中で特に『ダイヤログ・ルール』については非常に学ぶところが大きく、誰に対しても「まず、相手の話を聞いてみよう」と思えるようになりました。この対話の方法は組織開発以外の場面でも活用できるので、今後は自分のチームでのMTGなどでも使ってみたいと思っています。これからは自分たちの力で継続していかなければなりませんが、引続き力をお借りできれば心強いです。どうぞよろしくお願い致します。(50代女性)
  • これまでリテール店の支店長を3ケ店経験してきましたが、組織が大きくなればなるほど、自分一人の力で組織を動かすことが難しくなる、自分の想いが上手く伝わらない(間違って伝わることもある)ことを実感しています。支店長として最初は20人程度、次は30人弱、その次は60人程度の組織でした。60人程度までであれば、支店長がひとり一人とコミュニケーションを取って組織を動かす、組織風土を変えることが可能です。ですが小エリア制となって140人の組織となり拠点も5ケ所になると、そうはいきません。副支店長や課長に任せるところは任せ、組織を動かす必要があります。全ての責任は支店長にありますが、任せた結果コミュニケーションが悪化し「きつい組織」となってしまいました。副支店長や課長も変わり、組織風土の改善に取組んできましたが、一度悪化したコミュニケーションや組織風土を改善することの難しさを実感する日々でした。そんな中で組織開発プログラムの存在を知りました。プログラムの参加は手間と時間を要するので躊躇しましたが、組織風土の改善が喫緊の課題と思っていたため、今回のプログラムへの参加を決めました。推進メンバーを決めるときは、誰も立候補してくれないのではと思っていましたが、組織風土を良くしたいと思ってくれているメンバーが数名、立候補してくれたのは救いでした。プログラムを進めていく過程で、社員同士の会話も増え、「きつい組織」から「心理的安全性の高い組織」に変わってきた実感があります。個人営業課内では、雑談が増えたことでお互いの案件相談やノウハウ共有が進みつつあります。お客さまサービス課では、副支店長や支店長に悩みや思いを打ち明けてくれる社員が増えました。推進メンバーが中心となって組織開発の施策を展開してくれただけでなく、営業管理体制の問題点を話し合って改善してくれるなど、今までにはないボトムアップの動きが出てきています。組織風土にも改善の兆しが見られ、推進メンバーを中心に前向きに頑張ってくれる人が増えてきたのは、今回のプログラムに参加させて頂いたことによるものです。ありがとうございました。本格的な改善はこれからとなりますので、しっかりマネジメントしていきます。支店長の務めは業績を上げることですが、それ以上に、良い状態の組織を創って次の支店長に引き継いでいくことが大事だと思っています。(50代男性)
  • 今回初めて組織開発について勉強しました。「組織開発」とだけ聞くと、難しいプロジェクトのように感じてしましたが、柳瀬先生の講義の展開も説明も非常にわかりやすく、「組織開発」とは身近な問題で、できることから始められるものなんだ、と知ることができました。他部署の方とのグループワークも刺激となり、多様な意見交換やアイデア共有は、自分の考え方を広げる機会となりました。また、自身の所属部店内でも今回の活動を通じて知り合いが増え、色々なコミュニケーションと些細な相談ができることが増えました。講義については「組織開発」を学ぶ他、リーダー論等自身のキャリア形成のヒントになるような講義もあり、有意義でした。「組織開発」を学べば学ぶほど、今後の活動が不安になる部分もありますが、今は先のことよりできることから取り組むことを心掛けて活動を続けていこうと思っています。柳瀬先生ありがとうございました。これからも組織の成長や発展に貢献できるよう、学んだ知識を活かしていきたいと思います。
  • 個人的には組織の活性化、チーム力の向上、コミュニケーション強化等の必要性、重要性は過去から認識しており、リーダーが取り組むべき最重要事項と思っています。その中で、「組織開発」という新たなワードに今回触れ、自分が思っていることがまとめられている内容で、体系化されており、非常に勉強になりました。実施前にお配りいただいた漫画に始まり、講義内で学んだシステム思考等の考え方や動画等を見て、まさにその通りだなと思うばかりでした。特に社会環境変化によって、従来の一体感があった組織が、バラバラになりがちな状況に変わっているため、改めて「組織開発」という取り組みにフォーカスが当たる時だと言われることは自分にとっても背中を押されている感じがしましたので良かったです。僕自身は今年の2月に着任し、部長席以上のミーティングで建屋組織の一体化に向けた取り組みについて、問題提起と提言をしていましたが、その中で本プロジェクトの募集があり、応募する流れとなりました。やりたかったことが組織開発メンバーを中心にしっかりと考えられる流れが出来たのでとてもいい取り組みになりました。職場ビジョンは自分の案が通ったものですし、これは建屋の文化にしたいという思いがあるので、そのスタートを切れることができて感謝しております。(40代男性)

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