実績・事例紹介株式会社マジオネット多摩様(保育士向けリーダー研修)

2022年9月3~4日の2日間、株式会社マジオネット多摩様の保育事業と自動車教習事業の管理職及び管理職候補者計14名参加による「チーム力を高めるリーダー研修」を東京で開催しました。

初日には当社の「組織活性化研修ビタミンデイズ」を活用し、自組織の「ありたい姿」を共有しました。ダイアローグ(対話)を中心としたグループワークでは、終始笑顔があふれるポジティブな場が生まれ、みなさんが熱心に話し合う姿が印象的でした。2日目には、前日に共有した自組織の「ありたい姿」を実現するためのリーダーとしての考え方や行動を学び、ご自身のあり方を考えていただきました。

今回、当社として初めて保育士の方々を対象としたリーダー研修を行いました。自分たちが顧客や社会に対して提供している「価値」を考え、そこにフォーカスすることで、仕事への熱意やチームワークが生まれることをあらためて感じる機会になりました。

<参加者様のご感想>

  • 私は今回の研修を受けさせていただくまでは、社員をまとめられる、1日を円滑に回すという力が重要視されるのかなと思っておりました。そして私にそのような力があるのであろうかと不安もありました。けれども、リーダーシップにはいくつものスタイルがあるということ、私自身のスタイルを分析してみることで、目指したいありたい姿を生み出すことができました。会議の時にも発言してもらいたいと受けとめる姿勢を持っても、なかなか思うようにいかないことがあり"ダイアローグ"はなんて素晴らしい方法なのだろうとすぐに取り入れたいと思いました。傾聴について"本気で相手の話を聴く"、このことだけは私が唯一してきたことでありました。2日目の研修でペアになって互いに傾聴技法をした際に、相手の方に「話すつもりなかったことも話したい相談したいと思いつい話していました」と言っていただけたことにほんの少しの自信とチーム力を高めたい強い気持ちを抱くことができました。私はリーダー宣言を実践します。私は今回の研修で学ばせていただいたことを実践し、実現して私の財産とします。(40代女性)
  • 研修を受ける前はリーダーとはリーダーシップを取って職員の先頭に立って進んでいくことだと思っていたのですが、柳瀬先生の研修を受けさせていただきリーダーというのは社員一人ひとりに寄り添い、話を聞いて受け止めてあげる事がとても大切であると感じました。私は、園長が不在時に園をまとめているのですが、自分の思いをすぐに伝えてくる社員と、思っていることを自らは伝えないけれど、こちらから寄り添い声を掛ければ思いを話してくれる時があります。そういう人への声掛けが大切なのだと改めて考えました。ワークで実際にダイアローグを体験させていただき、各自が思ったことを話せる良い機会になりましたし、話を聞くことに集中することで何を伝えたいのかがいつもより伝わった気がします。そのあと各班で言葉を選んで最後一つのスローガンに出来た時には、班の一体感も高まり、製作しているときにはとても楽しくて完成したものを見ると達成感がとてもありました。今後使っていきたいと思ったのは傾聴です。風通しが良く、信頼関係の強い組織にするためには社員とコミュニケーションを取っていくことがとても大切だと思います。世間話をしたり、面談をする機会もあるかと思いますが、どんどん話をしたくなるような聞き方や相槌をたくさん教えていただいたので、これから実践しながら学んでいきたいと思います。(30代女性)
  • リーダー研修に参加して、初めて考えたことや改めて考えたことなどがたくさんあり、とても有意義な2日間となりました。1日目に行ったペアインタビューでは、普段一緒に働いている仲間の人となりが見えたり、どのようなことを考えて働いているのかを知れて、何よりいつもの雑談・会話ではなくしっかり集中して「聴く」ということで今までより深く信頼関係が築けたように感じます。また、自分がインタビューされた時には、話をしている中で自分がこう考えて仕事をしていたのだなという動機が発見できました。今まで自分のことなのに意識をしていなかったことがわかり、働く上で何かが起こってもその考えをベースに影響されない想いを大切にしていこうと感じました。それから、両日ともに行ったグループワークの中では、ダイアローグルールに基づいて行うことで、様々な意見が出たことに純粋に驚きました。こういう場では、よく中心人物がいてその人の考えが軸になってしまうことや、逆にまったく意見が出ないことが多いと思っていました。ですが、まず発言者がトーキングオブジェクトを使用することでインタビューの時と同様にその人の意見をしっかり聴くことができたので、それに関連する話題が自然と膨らみ、時間が足りないと感じるほどでした。自分と違う様々な意見があり、前向きで素晴らしい意見を聴けたことで「最高の職場」を作る上でのリーダーとしての行動が明確になったように感じています。私にリーダーが務まるのかと不安に感じていた気持ちに、光が差し込んだように感じました。これらをふまえてとても有意義に感じています。この2日間を忘れてしまうことがないようリーダー宣言をデスクに忍ばせておきます。(40代女性)
  • 今回の研修は自分自身の「価値」について深く考える研修になりました。自分自身だけではなく、他の職員に共有し、一人一人の価値をもう一度再確認し、自覚を持って働くことをしていきたいと思いました。自分自身のモチベーションを変えるのも自分自身の考え次第だと感じ、仕事だけではなくプライベートでも考え方を改めていきたいと思いました。仕事において「何を意識して働くか」を問われた時にはすぐに答えることが出来ませんでしたが、自分たちの仕事は価値を繋ぎ、よりよい日本、世界にしていくことが出来るのだと自負することが出来ました。また、企業理念や経営方針にもう一度触れ、会社の価値観、信念、考え方などを再確認し、自分たちのあるべき姿を考え、他の職員に共有していきたいと思いました。講義だけではなく、ペアインタビューなどを通し、楽しくも見つめなおすきっかけを下さった研修になりました。
  • 今回、研修を受ける中でさまざまなものへの見方・とらえ方の応用性、また「リーダーシップ」というものへの着眼点も自分自身の中で変化していくのを感じた。「なぜ給料をもらえるのか」ということから、私自身の中ではとにかく「プロであるから」という思いが先立っていたが、先生の嚙みくだいた問いかけに納得させられ、この二日間の研修にますます意欲が搔き立てられた思いだった。保育の仕事を担うことは、ただ単に「子育て支援」をしている、という状態だけではなく、「子育て支援」から、保護者の職場先を支え、はたまたその先の世界を支えているんだ、ということ。それは、これまでの自分をさらに振り返りでき、「そうだったのか!」と、「それならこれからはもっと自分にできることは何だろう?もっと見つけて動き出したい!」と、これまでにはないほどの後押しを受けたように感じた。「リーダーシップ」とは、『どうまわりを巻き込んでいくか』『大人を納得させる力』『感情の重要性』の3点が大きなポイントとなること。この学びや気づきは、今後の自分にとって大きな力となりそうである。この度私は、当園の次期園長を担い、リーダーシップを取っていくわけであるが、いくつかのことに頭を悩ませていた。しかし、特に2日目の内容「自己実現欲求」「内発的動機づけ」や「部下のモチベーションを高めるためにリーダーにできること」「気づきを与える問いかけ」をご指導いただいたことで、自分自身の矛先が少し見えたような気がした。苦手だと思い悩んでいた原因は自分のこだわりだったのかもしれないということ。それならば、まずは自分の凝り固まった考えをぬぐい捨て、どのような取り組みや働きかけに対する「価値」を見出し、それをいかにして伝えていくことに重要性や可能性が含まれているかを深く学ばせていただいた。今回の学びを心の励みにし、資料は日々の虎の巻のように大切にして、"ビギナー園長"としてしっかり足を踏み出していきたい。(40代女性)

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