実績・事例紹介TOA労働組合様(組織力強化・アイデア発想ワークショップ) 

2021年10月17日、TOA労働組合様の本部地区執行委員と地区執行委員を対象に「組織力強化・アイデア発想ワークショップ」をオンライン(Zoom)で開催しました。

全4回のワークショップで構成された組織力強化の取組みの3回目となる今回は16名が参加され、ラテラル・シンキング(水平思考)を活用したアイデア発想ワークショップを行い、組合が抱える課題解決策の検討を行いました。

「ラテラル・シンキング」は論理的思考に囚われず、自由に発想を生み出す思考法です。当日は、講義とワークを通じて「ラテラル・シンキング(水平思考)」を理解いただいた上で、プロジェクトチームに分かれ、同組合が目指す「ありたい姿」を実現するための解決策のアイデア出しを行っていただきました。

<参加者様のご感想>

  • 水平思考は苦手意識があります。極端な言い方になりますが、所属している職場(開発)では論理的思考のみが求められているように見え、自分もその空気感に染まっているように感じます。水平思考をバランスよく取り入れるため、この部分についていろいろ内省すると、自分はこれまで課題解決のアイデアを考えていたのではなく、頭の中だけで正解を考えていたと気づきました。今回のセミナーで得た知見を基に、論理的思考と水平思考をバランスよく使い分け、組合と仕事に邁進していけるよう努めます。(30代男性)
  • 水平思考、ブレーンストーミング等、アイデア発想方法、課題解決プロセスにつて、詳細を学ぶことができました。これらの思考手法は何となく聞いて知ってはいましたが、具体的な内容を深く知ることにより、組合活動、現業で活かせると思いました。しかし、実際にグループ毎にテーマに基づいたアイデア発想、課題発見の議論を行ってみると、結構難しいことが分かりました。今回学んだ手法を、様々な場面で実践しないと身につかないと感じました。(50代男性)
  • ラテラル・シンキングの11のヒントがとても分かりやすくて参考になった。普段あまり意識せずにやっていることだと思うが、明文化されるとこれまで以上に意識しやすい。これは組合活動でも仕事でも役立てることが出来ると思う。またアイデア発出の仕方としてマインドマップとマンダラートについて実際に使ってみた印象としては、どちらも良い面があり、場合によって使い分けていきたいと思う。ロジカルシンキングとラテラル・シンキングを良いとこ取りして活かしていきたい。(30代男性・執行委員)
  • 1回目のセミナーでダイアログとディスカッションの違いを明確にした上で使い分けるという事を学びましたが、今回の垂直思考と水平思考(ラテラル・シンキング)という概念もややそれに近いのかなと感じました、垂直思考と水平思考も使い分ける事で今後の組合活動、業務に活かしていければ大いに役立つスキルだと思います。 通常の業務や組合活動においてこれらを使って議論する際は参加者のフェーズ(垂直思考又は水平思考 etc..)を合わしておかないとかみ合わない為会議のファシリテーターの持つ意味が非常に重要であるという事も感じています。何となく議論をやってしまうと、喋りたい人ばかりが喋って時間が長くなる、アイデアに幅が出ない、終着点を見失ってしまう等々 出てくるかと思います。Web会議などが今後も会議の手段として定着していく中で、対面で喋るよりもより効率的な会議ファシリテーションが求められるようになる時代の流れでは、議論のフェーズを決めると共に、今回セミナーで活用しているクラウドサービスなどもベーシックな手段として活用して行ければと思いました。(30代男性・本部地区執行委員)
  • アイデア発想はまず発散させることが重要。個人的には早くまとめようとしがちであるため気を付けたい。今回新しい発想法を学び取り入れる方が、これまでにない新しいアイデアが出てくるという事を、改めて感じることができた。組合の存在意義を問われることもある現時点において、組合の今後の成長には新たなアイデア、価値提供が必要と感じている。また、web打ち合わせでの意見まとめが難しいと感じることが多々ある。研修で使ったクラウドサービスのようなツールを社内でも取り入れられるように今後アンテナをはっていきたいと思う。(30代男性)

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