川崎重工業株式会社様では、2016年から働き方改革活動として、「K-Win（Kawasaki Workstyle Innovation）活動」に取組まれています。本社におけるK-Win活動強化を目的に、本社各部門から若手キーパーソンが集められ、約半年間のプロジェクト活動に取組むことになりました。その一環として、キックオフを目的とする合宿が、2019年4月18日と19日の2日間行われ、弊社の「組織活性化研修ビタミンデイズ」と「課題発見・解決力強化研修」を導入いただきました。

＜参加者様のご感想＞

• 新入社員の頃のように、仕事に対するわくわく感が湧いてきました。入社１０年経っても、このような気持ちになれたことが素直に嬉しかったです。講義で教わった色々な思考法・ツールをプロジェクトミーティングで試したかったという思いが研修終了後に残りましたが、それは半年間で適宜活用すれば問題はないと思っています。共有済みの思考法・ツールがあれば、チーム内の議論も効率的に進められると感じています。初日のセミナーやダイアローグでは非常に楽しい時間を過ごせましたが、具体的に役に立つ知識の習得をした実感がありませんでした。ただ、２日目の実践的な知識のインプットとプロジェクトミーティングを終えてみると１日目の経験を皆で共有していなければ、ここまで到達できなかっただろうなと強く感じました。知らずのうちに柳瀬さんに乗せられて、最後はその勢いで一気に駆け上がることができたという印象です。モチベーションがアウトプットに大きな影響力をもつことを実感しました。（30代男性）
• 今回の合宿で、担当業務の達成感ややりがいを感じたり、ちょっとしたことでも目標を定めて仕事の楽しさを探していたのは1～3年目までだったなと気づきました。いつの間にか、ある程度仕事をこなせるようになると、やりがいを見つけられなくなっていたのかなと。せっかく何かにトライするなら「やりがい」や「仕事の楽しさ」を自分で見つけて、わくわくする時間を過ごしたいなと感じました。また、合宿で面白いなと感じた点は、できるか分からない・できない可能性が高いものでも振り切ってアイディアを出し合うことでした。ふざけているように感じた部分もありましたが、深層心理にある「どうせ提案したところで無理だしな」・「予算つかないだろうしな」という思い・諦めがあることにも気づけましたし、その心理を振り払うにはいいツールで、柔軟かつ面白いアイディアが出てくるなと思いました。その突拍子もない発想をいかに形にできるかというやり方は、個人的に新しかったので、答えのないK-Win活動には有効的なツールだと感じました。難しいとは思いますが、わくわくとする職場づくりを教えていただいたツールを活用しながら実現できればと思いました。（30代女性）
• 当初、当合宿での目的を明確に理解できておらず、半信半疑でスタートしたのですが、徐々に柳瀬様のペースに引き込まれ、気が付けば最終のプロジェクト案が完成しておりました。このような経験は初めてでしたので、大変驚きました。正直に申し上げると、今回の当社の活動に対し、当初は「やらされ感」があったことは事実ですが、今回の研修を通じて、いつの間にか主体的に考えるようになり、自分自身が変わっていました。このような経験も初めての経験です。今回の研修で学んだことは、様々なフィールドで役に立つと感じており、今後忘れないよう、繰り返し思いだし、活用したいと思います。短い研修でしたが、ありがとうございました。（30代男性）
• この度は貴重な経験を積ませて頂きまして、誠にありがとうございました。私が本合宿で一番感じた成果は、「主体性を持って取り組むと状況は一変する」と言うことです。初日のチェックインの際、「正直この先何をやっていくのか分からない不安な気持ち」を持っておりました。しかし、講義の中で働くことの本質やモチベーション（特に自己実現の欲求を満たすとは何か）について学び、自分の意識が変わったことを実感しました。あわせて、今まで何を意識して仕事を進めてきたのかを振り返る良い機会にもなりました。不思議と言うと失礼かもしれませんが、合宿終了時にこれからの活動目標を見据えることができた達成感と、これからやっていくぞと言う熱い気持ちを感じた時は、この2日間で自分に何が起きたのだろうと思いました（多少の不安はまだありますが、超えるべき壁と考えております）。本講義で学びました客観的・論理的思考方法や分析手法等は、今後の業務においても本質的な課題とその解決策の検討のため、常に意識し活用していきます。そのためにも、まずは主体性を持ち小さなことからでも目標設定・目標クリアを心掛けて日々の業務に邁進して参ります。（30代男性）
• 2日間という短い時間の中で、ビジネス（ひいては人生）に役立つ様々な考え方やフレームワーク、ツールをパッケージ的に学べる機会は非常に有意義でした。インプットだけでも内容が濃く満足度が高いと感じましたが、演習機会も多く純粋に楽しめましたし、自分自身に引き付けて受講する意識を持つことで、自己内省も同時にできたことが個人的には特に良かったポイントでした。これまで自分自身を比較的論理的な人間だと思い込んでいましたが、「なるべく自分が持って行きたい方向」を支える情報・データを優先的に収集する癖もあり、今後は気を付けなければと感じました。マズローの欲求５段階説については、自己実現だけは目の前の欠乏を満たす為の欲求とは一味違うように感じましたので、常に目標を持ち、欠乏感のようなものを自分の中に作り続ける努力が必要になるように思いました。今回の合宿の内容を活かし、日々の業務に邁進できたらと思います。（30代男性）