日本ペイントホールディングス株式会社様・日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社様（組織開発ワークショップ）

2025年9月19日、日本ペイントホールディングス株式会社様と日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社様両社の財務経理部の組織開発ワークショップ「最高の職場を考え実現するワークショップ」が開催され、当社代表の柳瀬智雄が講師を担当しました。

当日は、東京と大阪の財務経理部メンバーが参加され、講義といくつかのグループワークを通じて、ご自身の仕事への向きあい方や組織（財務経理部）の目指したい姿について、活発な対話が行われました。財務経理部が会社の中で果たす役割や生み出す価値（価値創造）について、じっくり対話を行い、組織のありたい姿についての合意形成を行いました。普段なかなか話すことのないテーマについて、じっくり対話することで、コミュニケーションの大切さと自組織の可能性や未来像についての認識を新たにされるワクワクとした時間になりました。

＜参加者様のご感想＞

• 年代・性別や所属する室に関係なく、皆の思っている事の多くは共通であると感じました。「専門知識を向上・活用して貢献」というようなフレーズがよく出てきたように、自身や部門の果たすべき使命を明確にイメージし、それを全うしようという仕事へのプライドと責任感を共有できている事が実感できる良い機会となりました。「心理的安全性」とか「互いを尊重」というフレーズが出てきたように、部内で困り事を相談したり自身の考えを言いづらい雰囲気を感じている方が多いと感じました。部内やチーム内のミーティング等、もっと堅苦しくない雰囲気になるよう、メンバーの一人として意識していきたいと思います。あたりまえの事だけど意識しない、あまり意見交換しない事を、改めて話し合う機会として、有意義なワークショップだったと思います。
• 仕事をする上で、考え方がとても大切だという気づきがありました。業務内容や関わる相手に対して悩んでいても、それ自体では状況が解決するわけではありません。むしろ自分の心構えを変え、前向きにとらえることで、同じ仕事でも負担感が軽くなります。考え方 ⇒ スキル ⇒ 行動 という流れで変化が起こり、その結果、取り組む姿勢や成果にも良い影響を与えるのだと感じました。最高の職場を実現するために、まずは自分自身が前向きな姿勢で業務に取り組むことを意識したいと思いました。また、チームの一員として周囲の意見を尊重し、協力していく姿勢を持つことで、職場全体の雰囲気をより良くできると感じています。（30代女性）
• 組織としてよいパフォーマンスを発揮するためには、まずは人間関係の質をよくすることが起点となるということが新しい発見でした。周囲の人とのよりよい関係を築くことを心掛け、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。自身の働き方について改めて考え直すいい機会となりました。（40代男性）
• 普段はあまり接点のない部内のメンバーと意見交換を行うことができ、とても有意義な時間になったと感じました。「最高の職場」について全員で考えることは、立場や役割の垣根を越えて自由に意見を交換できる貴重な場となり、多くの気づきや新たな視点を得ることができました。例えば、自部署がどのように会社や社会に「価値」を提供できるかについて多くの意見を聞くことで、自部署の意義や役割を改めて実感することができました。また、同じ目標に向かって意見を交わす中で、部としての一体感や連帯感も感じることができ、大変良い経験となりました。こうした交流を通じて、より良いチームワークや協力関係を築き、今後の業務に積極的に活かしていきたいと考えています。自分の役割や責任をしっかりと果たすとともに、周囲の意見やアイデアに耳を傾け、柔軟に対応する姿勢を持つことも大切だと感じています。日常の業務や会議の場で積極的に意見を述べたり、助け合いの精神を持って行動したりすることで、職場の雰囲気や働きやすさの向上に貢献したいと考えています。今回の経験を活かし、さらに前向きに仕事に取り組んでいければと思います。
• 自分達を取り巻く環境の変化について、どのように考えるか（受け止めるか）、どのように捉えるか（認識するか）によって、業務への取組み意識や実際の行動に大きな違いが生じることを学びました。多くの班で「専門性を高めること」「コミュニケーションを改善すること」「心理的安全性を確保すること」といった趣旨のメッセージが取り纏められていた印象ですが、自分としては、まずは「コミュニケーション改善」を通じて業務の質を高めることを意識していきたいと思います。今回のワークショップ、東京/大阪のメンバーが一堂に会する良い機会となり、「対面で会ったのは初めて」という方々も多かったと思います。今後の業務の中でよりコミュニケーションがしやすくなるような効果を期待したいです。