2024年6月24日、株式会社ブリヂストン彦根工場様の管理職を対象とするコミュニケーション研修が開催され、当社代表取締役の柳瀬智雄が講師を担当しました。主に生産工程を管理する17名の管理職の方々が参加されました。部下との信頼関係を築くために「聴く力」をはじめ、1on1ミーティングで効果を発揮する「問い掛け力」、論理的にわかりやすく伝えるための「整理する力」などを豊富なワークを通じて学んでいただきました。トラブル発生時に必要な迅速かつ正確なコミュニケーションを行うために重要な「心理的安全性」についても説明したうえで、職場をしっかり機能させるための実践的なコミュニケーションを学んでいただきました。

＜参加者様のご感想＞

• いろいろと日頃の対応を振り返りながら研修を受けましたが、実践できていることもあれば、気付かされたことも多くありました。その中でも「事実」と「客観的」な情報を重視でした。「主観的」に捉われることはないですが、事実と客観的な情報の中に私自身「推論」を加えてしまっている場合があるなと反省した次第です。また、傾聴に関しても、以前は人が話している端から自分の考えと相違があると発言し、自分の意見を言ってしまう時もありましたが、年齢的に色んな経験を積んだ事で余裕があるのか、ただ年を取っただけか分かりませんが、先ず相手の話を全部聞く「傾聴」が意識できていると自身では感じます。他にもありますが、今回の研修で学んだことや感じたことを念頭に、心理的安全性の職場を構築し、チームで最良の結果が出せるように努めます。（40代男性）
• まず傾聴が大切なこと。研修後、部下の職長と「聴く姿勢」と「傾聴」を意識しながら面談しました。いつもと違うことも職長が気付き、「今日はどうしたんですか？」など笑いながら面談を行うことができました。また、「聴ききる」ことで表面だけの会話ではなく、本人が言いたい本質は何なのかを垣間見ることもできました。人は簡単には変わる事ができないのは理解していますが、今後もコミュニケーションを継続し、そこから本人のモチベーションアップにつなげ元気な仲間をより多くしていきます。（50代男性）
• コミュニケーションについての研修は何度か受講してきましたが、今回の研修では初めて知ることが多く、とても参考になりました。毎回のように言われるのは「傾聴」についてですが、現場での対応や1on1をしていると本当に難しいことだと実感します。今回教わった「ダイアローグ」はとても参考になりましたので、ぜひ自分の班で一度実践してみたいと思います。今後の業務や1on1でも学んだことを意識しながら少しずつコミュニケーションスキルを向上させていきたいと思います。（40代男性）
• 改めて「傾聴」の大切さと難しさを感じました。過去からコミュニケーション研修や面談力向上研修などで傾聴の大切さを学んできたものの、振り返るとやはり自分がよく話しており傾聴できていなかったと感じております。「成功の循環モデル」のスタートがコミュニケーションから始まる関係の質であり、思考が変わることで一人ひとりの行動が変わり結果につながるという説明が、非常に説得力があり、良好な人間関係を築くことがとても大切なことだと感じました。100人を超える工程の主任として、みんながイキイキ仕事できる職場を目指していますし、結果にこだわりビジネスにも貢献していきたいと思っています。その為にも当該研修で学んだコミュニケーション活性化に向けた具体的取り組みを実践していきます。私はコーチングが苦手で、すぐに答えを言ってしまう癖があるので、部下育成も考え、時間がかかっても相手が答えを導き出せるように今まで以上に相手に寄り添ったマネジメントを行います。本日は有意義な研修をありがとうございました。（40代男性）
• 心理的安全性が重要であることは理解していましたが、意識しないと継続できないと感じました。特に傾聴に関しては単純に聴くだけではなく、体勢、動作、言葉など少しのことで威圧的に感じることを体感出来ました。自分にとって些細な事かもしれませんが、相手がどう感じるかを理解できた良い学びの場となりました。また、1on1ミーティングについては改めてコーチングは出来ていないと感じました。ティーチングしてしまっている場面を頭に描きながら聞いていました。今後は教えていただいた気付きを与える質問・問い掛けなど、使える言葉も上手く使いながら実践していきたいと思います。貴重なお時間頂きましてありがとうございました。（40代男性）