2023年2月11日、株式会社マジオネット多摩様の保育事業の職員34名参加による組織活性化を目的としたワークショップを東京で開催しました。同社では、より良い組織の実現を目指されており、社員を3回に分けてワークショップを開催し、今回がその3回目でした。当日は、保育園ごとのグループに分かれ、当社の「組織活性化研修ビタミンデイズ」を活用し、自組織の「ありたい姿」を共有しました。ペアインタビューでは、深く自分自身を内省すると共に、相手を深く理解する時間になりました。後半のダイアローグ（対話）を中心としたグループワークでは、みなさん積極的にテーマについて話し合われ、多くの気づきと共感を得ていただく時間になりました。みなさんが楽しみながらも真剣な表情で熱心に話し合う姿が印象的でした。

＜参加者様のご感想＞

• 今回ワークショップに参加し、自分の思いを相手に伝え、相手の気持ちもしっかりと聞くことの大切さを学びました。私は自分の意見を言うことが苦手で、ディスカッションなどには苦手意識がありました。しかし、今回ダイアローグ(対話)でグループワークを行い、話を聞いてもらえる安心感、そしてみんなの気持ちを知れたり、自分も伝えることで、意識が高まっていく気持ちになれました。愚痴や不満を言うだけでは何も改善せず、負の思考になってしまうこと、そうではなく、前向きに捉え、どうしたら良くなるのか？そのために自分が何をできるのかと考えると、自然と仕事に対する意欲が向上し、より良い職場になっていくのだと実感しました。今日学んだことを早速来週からの保育に活かし、最高の職場となれるよう、たくさん対話していきたいと思います。（30代女性、保育士）
• はじめは1日研修なんて長くて大変そうに思っていましたが、ワークショップやペアインタビューなど、自分たちが主体的に活動することが多く、特に午後はあっという間に感じました。これまで自分の働く意味など考えたこともなく、お金をもらうために仕事をしていたのですが、あらためて仕事は社会的価値があることをするから賃金が発生していることに気づかされ、保育の社会的価値にも考えさせられました。今まで何となくやっていた仕事も、もっとやりがいを感じて意欲的に取り組めたらと思います。最後にやった私たちが大切にする言葉では、それぞれが考えた言葉を集めたにもかかわらず、企業理念に通ずるものがあったり、グループでも似かよっていたりしました。大切にしたいものはどの人にも共通にあるものということがわかり、良い取り組みをしたと達成感を感じることができました。（保育士）
• 生活の為にと日々当たり前のように働いてきた仕事について、改めて考えさせられ、いろいろ気付きを頂けた機会でした。仕事だけでなくどんな状況におかれても、自分のモチベーションをコントロール出来る人間になりたいと思いました。行動のともなったやる気、意味付けによって楽しく率先して出来るような気持ちに変化させていく力をつけていきたいです。保育士という仕事がどのような価値につながっていくのかを考え、言語化されていくと自分のしている事に誇りを持つことができました。どのように子どもに貢献できるか手助けできるかを考え将来の子どもの姿を想像すると一層やる気がわいてきます。そしてやりがいのある仕事だと実感、どんな工夫が出来るのかを考えながら意欲的に頑張っていきたいです。そして最高のスタッフと職場になるように！（50代女性、保育士）
• 今回ワークショップに参加させて頂き、自分がなぜ働くのか、自分の仕事は社会にどんな役に立っているのか改めて考えさせられました。そしてそもそもこの仕事、職種に何を求め就くことにしたのか。好き、興味、子育てで得た経験・体験それらを経て「調理師」として「保育園」で働くことに決めた初心を思い出すことが出来ました。ワークショップでは自園の保育士社員と職種の垣根を越えて園について話し合うことが出来、また皆がより良い園にしたいとそれぞれに想いがある事を知り、同じ方向を向いて進んでいるのだと感じました。慌ただしい毎日をバタバタ過ごすばかりになっていた中で、今回参加出来、これからを変える貴重な時間を過ごせたように思います。より良い保育園となるよう今後も頑張りたいと思います。（40代女性、調理師）
• 今回の研修を受けるまでは、給料をもらえるのは"働いてるから"としか意識しておらず、「価値」といわれても具体的なイメージを持つことができませんでした。しかし、誰かの役に立つことが「価値」を生み、一人ひとりの「価値」が集まることで、全体の「価値」へとつながり、自分・会社・地域・国や世界へとつなげていくことができると知り、日々の活動において、どのような「価値」となるのか、また自分自身がその「価値」をどう意味づけて働いていくのか考えるきっかけとなったことに対して、なんだかわくわくするような感覚を持っています。仕事に対する意味づけをどう認識するのか、内発的動機づけでの行動ができるよう、少しずつ自分の意識を変えていけるようにしたいと思いました。そうすることで、仕事以外に対しても視野が変わり、世界が広がり、その中で得たもの・経験を仕事で活かすことができれば、さらに楽しいものになるのではと感じました。（40代女性、保育士）