2023年4月15日、株式会社 大和電化工業所様の「組織活性化研修ビタミンデイズ」を愛知県大府市にて開催しました。同研修は、豊富なグループワークを通じて、自分たちの生み出す"価値"について考え対話し、目指すビジョンを共有するプロセスを経てモチベーションアップとチーム力の強化を実現します。米国で開発された組織変革手法「アプリシエイティブ・インクワイアリー」と「ダイアローグ」を組み合わせたワークショップ形式の研修です。当日は、若手社員を中心に20名の方にご参加いただき、楽しく真剣な時間を共有いただきました。

＜参加者様のご感想＞

• 今回の研修を受けてみて、自分が今なぜ働いているのか、なぜ給料をもらっているのか改めて考えることのできる研修でした。実際にペアを組んでみて、自分とは異なった回答が返ってきた時はそんな考え方もあるなと思ったり、決して自分の意見だけが正しいってことだけではないと思いました。自分の所属している部署では、伝達が常に遅く、コミュニケーション・共有が上手くできていないと思います。今回の研修では、同部署の人たちも一緒に参加していたため、この研修を機に今後コミュニケーション・共有がしっかりでき、仕事の効率や人間関係も良くなり、少しでも風通しの良い職場になればいいなと思いました。（20代女性）
• 今回の講習のテーマ「最高の職場を考えるグループワーク（ダイアローグ）」で、いろいろな人の意見、自分では思い浮かばない意見が聞けて参考になりました。普段、大和電化の製品が社会でどのような価値を提供しているかを考えた時、シートベルトで使用し命を守る安全、車の品質を上げるぐらいしか思い浮かばなかったが、もしなかったらどうかとアドバイスされてから、プラスチックめっきがなかったら、車のコストが上がる、車重が増えて、金めっきがなかったら、電子部品が・・・などいろいろな意見が出たことからも、少し視点を変えて考えることが必要だと思いました。インタビューでは過去を振り返り、達成感や喜びを感じた時はと考えた時、やはり自分で考え行動し改善できた時だと改めて思いました。現状の職場は、個々の仕事に追われ、他工程からの情報が伝わらず、対応が遅れてしまうことがあります。今回グループで決めたコミュニケーションを取りながら情報共有をしっかり行い、誰もが仕事しやすい職場環境を作るよう努力していきたいです。（50代男性）
• 何を意識して働くか。じぶんたちの仕事がどんな人を笑顔にできているのかなんて考えたことありませんでした。今回の研修をキッカケに、いつもの自分の仕事を言われたからやるのではなく、この仕事をすることによって、誰かの役に立ち、笑顔につながっていると思ったら、なんだか仕事に対するモチベーションが上がって、いつもよりやる気が出ました。私みたいになんとなく仕事をしている人も少なからずいると思います。そういった人達も今の職場が居心地良いと思ってもらえるように、自分から挨拶・笑顔などできることから積極的にコミュニケーションをとって明るく風通しの良い職場にしていけたらなと思いました。ダイアローグはグループディスカッションよりも意見が言いやすく楽しみながらできました。グループのみんなで決めた"宣言"を意識しながら今後は仕事をしていこうと思います。仕事に対するモチベーションが変わり、最高の職場について考えるとても貴重な時間になりました。研修に参加できて良かったです。（20代女性）
• 私の仕事に対するモチベーションは、外発的動機づけにあります。生活していくためには、お金が必要だからと思って日々仕事をしています。与えられたことをこなしているだけなので、モチベーションは下がっていくだけです。しかし、今回の研修で最高の職場について考えた時、仕事にやりがいを感じることが大切だと思いました。今はまだ探し出せていませんが、日々の仕事をこなしていく中で自分なりの仕事のやりがいを見つけていきたいと思いました。また、現場作業者や検査員との情報共有をしっかりとしていきたいと思いました。そのためにコミュニケーションが取りやすいよう、自分の感情をしっかりとコントロールし、周りのことも考えて行動していきたいと思いました。（20代女性）
• 研修に参加する前は、何も考えずただ働いているという考えだったんですが、この研修を通して大きく考えが変わりました。普段はディスカッションで話し合いしかしていなかったので、初めて答えを出さずに話すというのがすごく新鮮でとても楽しかったです。今まではお客様の事など何も考えずに検査をしていましたが、詳しく深く考えてみたら、私たちがいなかったら成り立たない事が知れて少しモチベーションが上がりました。自分の中でどうしたらモチベーションが上がるのかを考えながら仕事していきたいと思いました。モチベーションの話では、例えがとても分かりやすかったです。最後のグループワークで私たちが大切にする3つの言葉を考えたので、忘れずに仕事に取り組みたいです。（20代女性）