2019年11月23日、エア・ウォーターグループ従業員協議会「加盟組織連絡会」において、弊社組織活性化研修ビタミンデイズを活用したワークショップを開催しました。当日は、エア・ウォーターグループの労働組合・加盟団体から45名が参加され、「労働組合の可能性」をテーマに、講義とダイアローグ形式のグループワークを行いました。

＜参加者様のご感想＞

• 従業員会にできること、やれることのアイディアが沢山見つかり、その中でも実行できる内容ができ、本当に有意義な時間となりました。社内会議ではブレインストーミングで行っていましたが、司会進行が話を振らないと一言も話さないで終わる方もいて、会議のやり方に限界を感じていたところ、ダイアローグからのディスカッションを実際体験させて頂き、ただ数字に追われて話す会議だけではなく、「本当に働く意義や仕事として何をすべきか」を各自で考えアイディアを出す良い時間となりました。（30代男性）
• 今回のセミナーテーマである「労働組合の可能性」は、専従書記長という立場上、日常的に考えているテーマです。通常の会議であれば、私の考えをグループメンバーが聞き、理解しようとする構図になりがちかと思います。また、私自身も、他の人の意見が正しいか正しくないかを見極めながら、私の考えに誘導するような聞き方になっていた可能性もあります。しかし、ダイアローグ形式で話し合うことで、皆が自由に意見を言うことができ、聞き手としても先入観を持たずに話を聞く事ができました。そうすることで、個々人の考えがより強く分かり、自分とどこにギャップがあるのかが良く分かりました。周囲の意見を吸い上げ、理解し、周囲と共有する。そして、活動に反映する。こうした基本的な事を、もう一度丁寧に実践していく必要性を改めて強く認識しました。（30代男性）
• 私は執行委員になり５年目、現在の役職になり３年目を迎えております。私自身も一組合員の時は組合活動について興味が全くありませんでした。5年目を迎えています役員活動に於いてもまだまだ己の活動の未熟さ、組合員との関係の希薄さを痛感しております。今回の研修内容に於きまして、「労働組合の生み出す可能性！」その言葉があまりピンときませんでした。組合員の為になる活動とばかりにとらわれて、思うことはあっても自己解釈して意見を言い出せないこともしばしばあったので、ダイアローグ（対話）を経験させていただけたことはとても貴重な時間となりました。その場の課題に対してではありますが、気持ちが軽くなっていくのを直に感じました。このダイアローグは今後の自身の組合活動をおこなうにあたって基になる、そんな研修となりました。これまでのもやもやが晴れた気がしています。労働組合として組合員の皆様から価値あるものとしていただけるよう邁進してまいりたいと思います。（30代男性）
• ディスカッションの手法次第で会議の質が大きく変わるというのを実感し、まず率直に驚きを感じました。ダイアローグにてシンプルに考えを述べ、グループで考えを広げていき、ディスカッションで考えを絞っていく。言われてみれば理にかなっていると思うのですが、これまで経験してきた多くの会議はディスカッションでひとまとめでしたのでなかなか意見も出ず、まとまらずということが多く、それでもこれが当たり前と感じてしまっていました。今後はこの当たり前を変えていけるよう職場、労組で今回の研修を展開していこうと思います。（30代男性）
• グループワークの時間がしっかりあり、テーマごとにメンバーが変わり多くの方と話ができ、とても良かったです。柳瀬先生が労働組合役員のご経験があり、とても説得力がありました。様々な会社の事例なども紹介していただき、分かりやすく飽きのこない内容でした。また、労働組合やグループ会で役員をされている方たちが集まっていたので、各組織が取り組んでいる事や抱えている課題などを情報交換、共有でき、大変有意義な時間となりました。ダイアローグの手法は皆が意見を出しやすく、話を進めやすくなることを実感できたので、今後の組合活動や業務などで取り入れたいと思います。日頃業務外での組合活動になる為、負担が多くモチベーションを維持するのが大変ですが、今回の研修を通して、同じ境遇の方々と話が出来た事は私にとってプラスになりました。執行部役員の期間が長くなり、悪い意味で組合員なら知ってて当たり前ではと感じてしまう事が過去ありました。一組合員として、組合員の為になる事は何なのか、何をしていけば良いのか考えながら、最後に宣言した「コミュニケーション」を意識して今後組合活動を行っていきたいと思います。「楽しく真剣に」研修を受ける事ができました。有難うございました。（30代、男性）